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【CS技術コラム】トイレの先に未来あり~汚泥が変える食と環境~
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こんにちは、シーエスコンサルタントです。
皆さん、下水道から出てくる「汚泥」を知っていますか?
汚泥とは、家庭や工場から出た水をきれいにする過程で生じる、ドロドロした物質のことです。

実はこの「汚泥」
ゴミではなく、大切な資源として注目されています。



【汚泥は「再利用」することが決められている】
下水道法では、下水道を管理する人たちは、この汚泥を
・燃料にする
・肥料にする
など、できるだけ再利用するよう努力することが決められています。


【なぜ「肥料」としての利用が大事なのか】
2023年に国から出された通知では、特に「肥料として使うこと」が強くすすめられました。
その理由は大きく2つあります。

① 地球温暖化を防ぐため
日本は「2050年までに温室効果ガスをゼロにする」という目標を掲げています。
これをカーボンニュートラルといいます。
汚泥をうまく使えば、無駄なエネルギーを減らすことができます。
② 肥料が不足しているため
最近は世界情勢の影響で、肥料の原料が高くなったり、手に入りにくくなったりしています。
そのため、日本の農業を守るために、国内で作れる肥料が重要になっています。
実際に国の方針でも、「下水の汚泥を肥料としてもっと使おう」と決められました。


【実際はあまり使われていない】
現在、汚泥が肥料として使われている割合は約10%しかありません。
つまり、まだまだ活用できる余地が大きいということです。


【これからの方針(ポイント3つ)】
① 肥料としての利用を最優先にする
できるだけ汚泥を肥料として使うことが基本です。
② どうしても無理なときだけ燃やす
燃やして処理する方法もありますが、それは最終手段です。
その場合でも、灰からリンなどの資源を取り出す工夫が求められます。
③ みんなで協力する
農家や企業と連携して、「どれくらい必要か」「どう運ぶか」を考えることが重要です。


【まとめ】
これまで汚泥は「処分するもの」と思われてきましたが、
今は「資源として活かすもの」へと考え方が変わっています。
特にこれからは、肥料として使うことがいちばん大事とされています。
下水道は、ただ水をきれいにするだけでなく、
農業や環境を支える大切な役割も持っているのです。

【CS技術コラム】トイレの先に未来あり~汚泥が変える食と環境~